予想どおりです。
タイトルの真意について、質問が舞い込みました。
さて、このタイトルの真意は、如何に?
もちろん、イヌに「しつけ」をしてはいけない、と言うのじゃありません。
「いいイヌになるのも、わるいイヌになるのも、飼い主の姿勢しだい」
という考えが、世の中にひろがっているようです。
(少なくともそう書かれたイヌの本が氾濫しています)
しかしこれは誤解です。
今回出す本は、ひとりでも多くの方に、そして一刻でも早くこの誤解に気がついていただければ、という思いで書きました。
つまりこういうことです。
安心してください。飼い主はわるくないのです。
飼い主の皆さん、「しつけ」の前にイヌのほんとうの生態を知りましょう。
「しつけ」以前にクリアしなければならない重大問題があるのに、
「イヌのプロ」を自称する人でさえ、ほとんど気が付いていないようです。
(あるいはある程度はわかっていても、黙して語らずなのでしょうか。)
そのたいせつなことに気付かないで「しつけ」を試みても、イヌは育ちません。
吠える、飛びつく、咬む……イヌの困った行動もなくなりません。
「そのたいせつなこと」とは一体なにか?
これを読んだらわかる。そして読まなきゃ(たぶん)絶対、わからない。
とまあ、キャッチ・コピーをシミュレイトすれば、こんな感じでしょうか。
(でも、なんだかかつての新規参入店舗急展開のドラッグ・ストアの呼び込みチラシふうになってないか?)
その一部については、月刊「DOG FAMIlY」の連載「犬の心理学×行動学『超』入門」
で書きましたが、雑誌には核心部分は書いていません。
もちろん今回の単行本で書き下ろすためです。
12月中旬に本の「目次」の公開するつもりです。
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