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野生のトラに呼ばれて(牧野出版)
堀明のライフワークが本になりました。
トラは20世紀初頭に10万頭生息していた。
しかし今では5000頭ほどが生き残っているだけだという。
これが事実なら100年間で95%も減ったことになる。
「トラが地球から野生の営みを消す前に、
その生きざまをフィルムに焼きつけておきたい」
そんな抑え難い思いから、筆者はインドの森へ足しげく通う。
トラはなぜ、これほど個体数を減らしたのか?
トラは本当に単独生活者か?
人喰いトラはなぜ生まれるのか?
今日的なトラとはいったいどんなトラなのか?
トラとの間に"同調する波動”を感じるようになった
筆者の謎解きが始まる。
トラの世界に分け入ろうという熱い思いは、
やがて筆者にある決意を促す――。
トラに魅せられ、ハマった男の軌跡を描いた物語。
神秘に包まれたトラの真の姿に迫った、
ネイチャーライティングとしても楽しめる一冊。 |
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